ともみがいつものように



30分前に学校へ着くと



上履きがなくなっていた。



「あれ…?置いといたよなぁ?」



仕方なく学校のスリッパを借り



教室に入ると



「あれ…?」



机の中に置いておいた教科書の半分がない…。



「あれ!?」

無くなるわけはないと鞄やロッカーを探し回ったが見つからない。


「何で?何でないの!」


半泣きになりながら教室を探し回っていると


ドアが開いた。



ガラッ


入ってきたのは


宮熊だった。