俺は鬼

俺はあかねの部屋を


金棒でめちゃくちゃにした。


本当は辛かった。


大好きなあかねの大切なものを壊すのは…


だけどこうでもしないと


俺はあかねから離れられない。


「やめて鬼さん!どうしてそんな事をするの!?」


あかねは泣きながら俺を止めた。


だけど俺はやめなかった。


「うるせぇ!!俺は鬼なんだ!!こうやって悪い事をするのが仕事なんだよ!!」


「ひどい…ひどいよ鬼さん…」


あかねの目から大粒の涙がこぼれる


「へっ!悔しかったらなぁ!!俺に豆をぶつけてみろよ!!」


さぁあかね。


早く投げるんだ。


俺に豆を投げるんだ。


早く…早く…!


「鬼さんのバカぁ!!鬼は外ぉ!!」


あかね俺に豆を投げた瞬間


俺は強い力に押され


外に追い出された。