「川端くん!広瀬くん!」 後ろから高めな声がして振り向くと、そこにはスラッとした女性が立っていた。 こんな暑い日に、涼しげな笑顔を浮かべる彼女の名前は岩田夏芽。俺達の友達、そう友達。 「ごめんね!こんな暑いのに!」 白いシャツに黒いサブリナパンツを着こなす夏芽は栗色の長い髪を耳にかけた。 昔から可愛かった夏芽は、俺と同じく27になった今、新しい魅力を持っている。 「じゃ、行こっか!」 夏芽はニコッと笑って歩きだした。その後ろを俺達は着いて行く。