…まずい、これは……。
非常にまずい…。
まさか起きるなんて。

しかも相手は俺の天敵、
風紀委員長の雲霧李央。
ほっぺ触ってたら…、起きた。

普通起きるか…。

髪を明るい茶色に染め上げ、
所々金色のメッシュ。
ボタンは全部開けて、中には好きなシャツを着る。
そんな派手な(つもりはない)格好をしていたら、
いつの間にか俺は、
風紀委員に目を付けられていた。

当然、授業をサボっているのも
問題なんだろうけど。