もしもあの日、僕が屋上に行かなければ。

君には逢えなかった。

「好きです。」

そう告げたのは、放課後の保健室。

君から、僕と同じ言葉が返ってきて、恋人同士になった。

その後は、すれ違いばかりで、傷つけて。

1度は終わってしまった、僕の初恋。

2度目の始まりも、放課後の保健室。

泣きながら、離れたくないと言う君が愛しくて。

抱きしめて、もう一度好きだと告げた。










そんな、僕等の初恋。