「やだっ!!」
「沙希!」


お母さんに叱られ、沙希は目に涙をうかべていた。


「さき…」
「しんくん…ばいばいなんて、やだよぉ」
「だいじょうぶ」


チュッ…



「まあ…真也くんたら」


俺は沙希にキスをした。