その夜以来。 ふたりの兄弟は、ハロウィンの夜は、 外に出なくなった。 どうせ、お菓子を貰えない って理由もあるけど、他にも。 「お兄ちゃん、今日ハロウィンだよ」 「うん」 少年になったふたり。 ラリーは、かけていた眼鏡をはずして、 本を閉じた。 「ラリー……」 「ユリー」 ふたりは、目を閉じた。 ベッドの中で。