―――…… 「おばさん、Trick and Treat」 「違うよ、レイン。 Trick or Treatだよ」 「そうだった」 「あらまあ、アイルとレイン」 「お話の続きを聞きに来たよ」 何年経ったのだろう。 ふたりは、大きな少年になっていた。 幼い頃の、あの夜以来。 「じゃぁ、話そうかしら」 「やった」 ふたりは、あの頃のように ソファーに座って、話を聞いた。