「鈴〜おはよぉ!」 玄関を出ると親友の南琉がいた。 「南琉〜おはよぉ〜」 南琉……お姉ちゃんみたい 似合いすぎだよぉ… あたしはそんなことを 考えていた。 「今日から高校生だし?たくさんいい思い出作ろうね」 南琉が張り切って言った。 「うん!楽しみだね〜」 あたしは嬉しそうに頷いた。