「ちょっ!!何なに?思い当たることあるの!?」 リョースケが目を丸くして翼に尋ねた。 ふと、唇に強引に押し当てられたあの感触が蘇った。 杏のものとは違う、 グロスでベタついた大人の唇… 慣れているみたいな、 舐めるようなキス。