君への距離~クリスマスの奇跡~




「僕の?」



翼は目を見開く。





「他に誰がいるのよ」





鼻で笑う3歳児。












「…オトモダチ、っていいよね!」




「こーいーびーと」







やっぱり翼は笑うしかなくて、



それを見て洋子ははぁとため息をついた。







「まったく…なんか気の利いたこと言いなさいよね!」






「…すいません」