君への距離~クリスマスの奇跡~







「てめェ、何やってんだよ!コラ!!」





「あ?何って見りゃ分かるやろ!スーパー行ってきたんだよ!」






「チャリで?ひとりで?」
リョースケが不思議そうに言った。





「事情があんだよ!



まあ、昼過ぎにリサちゃんと一回スーパー行ってんけどな…

買い忘れたて、


ポン酢。」




「ポン酢?

クリスマスにしゃぶしゃぶでもする気かよ?」


アツシが不思議そうに聞く。




「餃子や」






「餃子もおかしいやろ!」

マサキが突っ込む。






「…クリスマスに、男三人でケーキ食うほうがおかしない?」


シオがニッと笑う。



マサキの車の助手席に座ったアツシの膝の上には大きなケーキの箱。






「あっ、杏が食うやろ!いっつも!!」



とマサキが言えば、



「ケータイに留守電入れといたしそのうち来る!」



とリョースケ。