君への距離~クリスマスの奇跡~





「は-…」


枕投げに疲れきった杏は床にひかれた布団に倒れこむ。





リョースケとマサキはもうすでに眠っているし、アツシは途中で飽きて風呂に入っていった。






「俺もアツシ出たら風呂入ろっと!」



シオが言った。





「もうまとめて一緒に入ってきたら?」



翼も眠そうに言った。




「俺、翼みたいにそっちの趣味ないし!」



シオがニヤリと笑う。



杏がケラケラ笑う。





「シオも聞いちゃった?翼くんとリョースケの怪しいウワサ♪」




「なんや、杏も知ってるん?」





「ろくなウワサないなぁ…」




翼が苦笑いしながらつぶやいた。