君への距離~クリスマスの奇跡~




「バイトばっかで、杏ほったらかして、



だから…」





パシッ





シオの頬に杏の平手打ちが飛んだ。




シオも翼も、もちろん他のみんなも目を丸くする。







「リサのこと、シオは今ほったらかしてる!」




杏はシオを睨む。





シオがハッとして振り返る。





リサの頬を一筋の涙がつたって落ちた。






リサはそのまま、外へ飛び出していった。