ORB - オーブ -

青春・友情

薄蓮/著
ORB - オーブ -
作品番号
416745
最終更新
2010/04/25
総文字数
0
ページ数
0ページ
ステータス
未完結
PV数
0
いいね数
0



もう、朝なんか夏なんか来ないと思ってた。



「カラオケいこーぜ!」




有無も言わさず自転車を走らせる
こいつを追いかけてはいったのはライブ会場だった。




「カラオケじゃねえじゃん...」

「うたうぞ!お前のいつもうたってる歌」






「次は高校生バンドのオーブだあ!!!もりあがれぇぇぇええ!!」


司会の声。
押されて出たのはステージ




「ぇ!?............え!?!」




ドラムは知らないやつ
ギターも知らないやつ
ベースは蓮二


...ボーカルは俺らしい。





「オーブってなんだよ...」
苦笑いをする俺。目をそらす蓮二。





始まる音...
俺はいつもの何倍うまく歌えたのだろう






俺に短くて長い夏がきた瞬間だった







「それって、俺が太陽ってことかあ!」
「てめえ、ばかじゃねえの!?」

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