子どもの頃に自然にできていた 
「自分自身を楽しむこと」を 
こんなに劇的に体験するとは
思ってもいませんでした。



心の元気力を取り戻す 
音楽とダンスを取り入れた健康づくりを 
私は「マインド・フィットネス」と名づけました。


音楽の持つ「癒し」の力と、
「ダンス」の持つ「自己表現」によって、
私は、回復のチャンスをつかんだのでした。



音楽療法やダンスセラピーは、
芸術療法の一分野で
アメリカでは、代替医療、補完医療として、
ひとつの独立した治療法として用いられ、
精神科、認知症のお年寄り、ホスピス、
自閉症、知的障がいのある方にも
用いることができる
副作用や依存性のない治療法だ
ということを知りました。



音楽にあわせて、からだを動かし、
自分の気持ちを素直に表現すると、
心の奥深くに閉じ込められた 
自分らしさが戻ってきます。

そして、自由に自己表現をし始める頃には、
生きる力があふれ出し、
「私はここにいる!」「私は、生きている」
という自己肯定感、達成感が
自然治癒力として発揮されるのです。



人生に復帰すること
それは、最も大切なリハビリテーションです。
自分の人生を楽しめる
自分であることを楽しめる

少々、できてないことがあっても
他人と比べて 見劣りすることがあっても
自分であることを素直に喜べる人生って
自然で楽で、面白いことなのです。