「ひなの」 いきなり名前を呼ばれたと思ったら壱輝の胸の中にすっぽりと収まっていた。 「なにすんの…」 「ハグプリ撮りてえなーって思って」 きゅーんってしちゃったよ… 壱輝の馬鹿。 プリクラ機のシャッター音がする前に壱輝が甘く囁いた。 「好きだよ」 「私も…」 シャッター音がするほんの数秒前。 唇に柔らかいものがくっついた。 目の前には、ドアップの壱輝。 …キスされちゃった…… そして、ゆっくり目を瞑った。