「どーする?ゲーセンでも行く?」

「……ううん…行きたくない…」

「なら、ここでゆっくりしてるかぁ〜」

「うんっ」



ゲーセンより、ここの方がずっと楽しい。



「あ…プリンとミルクティーのお金…」


サイフからお金を出そうとすると、壱輝の手がそれを止めた。


「いらないよ」

「で…でもさ……」

「いらないってば」


でも、悪いしなぁ…