「おかえり〜♪」

「ただいま〜♪」

ドライブから帰ってきた2人は、すっかり仲良しになっていた2人。

壱輝って案外、幼稚園の先生とかに向いてたりして…

エプロン姿で小さい子供達と触れ合う壱輝を、想像して思わずふき出した。


「ん?」

不思議そうな顔で、みんなが私を見る。

「なんでもなーい♪」


幸せな日々は、あっという間に過ぎて今年も夏が終わろうとしていた。