「ひなの、一緒に帰ろーぜ」 いつものように、壱輝からのお誘い。 「ごめんっ!今日は、用事があるんだっ♪」 「真理子?」 「違うよ♪達樹と」 壱輝の表情が曇る。 「…は?なんで達樹と?」 むむ… これは、困った。 「…そんな不安なら、一緒に来る?」