「…っ…ふう…ま…せ…んぱいっ…」
「…っ…ひなの…っ」
風真先輩の部屋にあるベットが軋む。
私の上で風真先輩が腰を振る。
痛みに必死で耐える私。
全部、見慣れた光景。
「痛っ…い………よ…」
「もう少しだから」
この言葉も。
先輩達から、守ってくれた風真先輩と今の風真先輩。
同じ風真先輩とは思えない…
昔の風真先輩は、もっと優しかった…
「ひなの?疲れただろ?少し寝よう?」
「…うん……」
それで、それが終わるとすぐに寝る風真先輩。
私も、やっぱり疲れるから寝てしまう。
目が覚めると、また風真先輩が私の上にいる。
その繰り返しだったような気がする。
「ひなの…かわいいよ…っ」
こんなことされ続けてても、こんな言葉聞いちゃったら嫌いになれないよ…
私、都合いい女。
馬鹿な女。
こんなの、遊ばれてるだけじゃん。
でも…
あんなに大好きだった風真先輩とやっと築けた関係だから。
私のせいで、この築き上げた関係を壊したくなんかない。


