それから、校内で何度か風真先輩を見かけるとかっこいい~って思ってた。

憧れの先輩だった。

そんなある日、私の心が風真先輩を求め始めた出来事があった…




友達とふざけてて、押し合いっこしていた時。

すれ違った風真先輩に私の体が激突してしまった。


「ごっ、ごめんなさいっ…」

不良な先輩に当たっちゃったよ…
どうしよう…!!


「お前、痛くなかった?」

「は、はい…すいませんでしたっ…」

「お前が、怪我してないならいいんじゃね?」



そう言って、風真先輩は行ってしまった。



風真先輩。

あなたは、不良でも優しい不良なんですね!!!

やばいです…




そして、私は風真先輩に恋をした。