「…じゃ、して?」 「あの…親とか……」 「仕事」 「帰っては…」 「来ない」 「…もうちょっとしゃがんで?」 覚悟を決めた。 「…目瞑って?」 「やだ」 え… 恥ずかしいよ… 「え…恥ずかしい……」 「ひなのがキスする顔見たい」 「やだっ!…お願いだから……」 「…しょーがねぇなぁ」 そう言って壱輝は、目を閉じた。