俺はもう一度指輪を手に取り、眺めてみた。
そして俺はある事に気付いたんだ。
「なんか書いてある…」
何て書いてあるんだろう…
読解を試みるも、俺は英語が大の苦手。
しばらく自分で悪戦苦闘したが、結局調べることにした。
「えっと…
It was a ……」
文字を入力し終えて……俺は思わず下を向いた。
自然と、涙が溢れて止まらなかった。
「ありがとう…響…」
指輪には――…
~It was a treasure best everyday which it spent with you~
“あなたと過ごした日々は、最高の宝物でした”
その時、俺は思ったんだ。
響は笑ってくれたから、俺のために笑顔を向けてくれたから…
響との約束を、絶対叶えたいって。

![[新連載]君への想い、僕らの距離。](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.801/img/book/genre1.png)