いつかっていつよ・・・。
「凪斗、ありがとうっ!」
「っ!」
あたしは凪斗のほっぺにキスをする。
凪斗の顔は一気に真っ赤。
あたしは面白くてお腹を抱えて笑う。
「奈緒ちゃんって・・案外お茶目だね・・・」
香奈さんが驚く。
「そう?」
「本当は奈緒、こういう性格なんだよ。でもあいつらのせいで奈緒は自分の本当の性格を伏せた。何も言われたくないから」
うっ・・・。
淳が言う。
「俺、今日実際に見て分かったよ。どんな風に奈緒がいじめられてるか、今までどんだけ耐えてたか。奈緒は言いたいこと全部飲み込んで」
違う・・・。
言いたいことなんか・・何もない・・・。
「奈緒は何も悪くない。全部クラスの奴等のせいだ」
凪斗は施設を飛び出した。


