弱いあたし



「はぁ・・はぁ・・」

向かった先はさっき凪斗と別れた川原。

座り込む。

家まで見放された。

お母さんも先生も、友美も何もかも。

あたしは見放された。

周りに誰も居ない。

「にゃぁ」

さっきの子猫がすりよる。

「お前はいいよな・・。気楽で・・」

膝を抱えて泣いた。

「君、何泣いてんの?」

誰かがあたしの肩に触る。

見上げると制服を着た男の子が2人。

中学生らしき人だ。

「話聞くよ。おいで?」

「嫌・・っ。離して・・・っ」

あたしは必死に抵抗する。