みつあみ少女にティアラを乗せて ж2部



お母さん達に心配かけてられないし

あたしだって、はやく松永さんを捕まえたい。


あおいは廊下の窓から庭を見つめた。


手の中に、しわくちゃに握った松永さんの電話番号のメモ。


いつでも、呼び出すことはできる。


でも、屋敷に呼び出したら大騒ぎになってしまうから、あたし個人で呼び出そう。


そして、うまく説得すればいい。

これで上手く行けば、みんなの負担なしで解決出来るんだ。


結局、松永さんは藤咲さんに恨みをぶつけたいだけなんだ。


「藤咲さん、この問題、あたし達だけで片付けよう」


あたしは背後の藤咲さんに呼びかけた。


「では、警備隊も撤収させますか?」


あおいは頷いた。


大丈夫。


あたし、やってみせるよ