「月人君、この<バンジージャンプ>やってみなよ!

ほらさぁ、大好きな彼氏の勇姿を見たいって女心をくすぐるんじゃない?」

「俺的には、この<レーザーアスレチック~ファラオの罠~>ってやつで、俺の抜群の運動神経をご披露したいな」

「ここのお化け屋敷はあんまり怖くなさそうだけど、どうする?」

俺を覗きこむように見上げた順の瞳が、クルクルと嬉しそうに光ってた。

「この<ホワイトキャニオン>って、木造ジェットコースターだってよ!」

順がインターネットで調べてきた、読買ランドの資料をめくりながら、俺達は盛り上がっていた。

いやぁ、めちゃ楽しいなぁ~