「いやぁ、良かったなぁ~泣けたし。

でも設定が随分原作と違うよな?

あれって反則だろ?

あれって原作者としてはどうなんだ?

やっぱ原作と映画は違うってアピールか?」

映画の後、

ドーナッツ屋さんの二階席で、

クリームいっぱいのドーナッツを頬張り、

月人君が熱弁を振るっていた。

あたしはモチモチ○ンデリングをちぎっては、

一つずつ口に放り込む。

よく食べるなぁ~

あたしは月人君の食欲を、ただただ感心して眺めていた。