「そうだなぁ~

確かに学校もストレスだけど、友達に会いたいし。

学校生活もさ、ホラ、小説書くのには色々知らないといけないから、修行って感覚でやり過ごしてる。

科学や物理や歴史や地理や、兎に角広く浅く興味の幅を広げないとって思ってる。

それもストレスかな?」

「あ、うん」

俺は、不思議な感覚に襲われていた。

なんだぁ、このむちゃくちゃ胸をしめつけるような感覚はぁ?

「あ、でも、一番のストレスは、試験期間中とか、小説書けないでイライラすることかな」

「あ、だから、試験終わって大量更新される時って、無茶苦茶展開方向変わってたりする訳?」

「へへ……バレタ?

だっさぁ、頭の中ではグルグルストーリーが回ってんのにさ、書けないイライラでどうも変な方向に展開しちゃって」

無邪気に笑う、順の笑顔にドキっとした。

嗚呼、俺、やっぱ順が滅茶苦茶好きかも……