年上彼氏様



無事転ぶ事無くローファを履けて

上履きを持ち上げると

「じゃあ明日ジュース奢りな」

笑顔を見せた北村くんは

彼に向かってお辞儀をすると走って校舎に戻って行った。


「ごめんなさい、待たせて」

彼の方に向かって走ると


「乗って」


無表情のまま車に乗せられた。