私はこの頃初恋を経験していた…

それはクラスの人気者洋くんだ。
私はものすごく好きだった。

見ているだけで幸せで会話をすれば心臓が飛び出るぐらいドキドキしていた。

これが恋だと私はすぐにわかった。

私は明るい性格だが、自分を出すと言うことが出来なかった。

本当の自分を自分で解ってなかったし…

自分を殺していることに全く気づいていない…

だから、ストレスもたいして感じていない。

自分じゃない自分を自然と演じていた。

きっと仲の良かった何人かの子も私の事は理解出来なかっただろう…

むしろ私と言う人物がいた事すらきっと記憶から消えているだろう…