アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋

そんな不安も奈々さんが来てくれた
快適さにかき消された。


今までしていた休日の
家事も自分のこと以外は
奈々さんがしてくれるし

父が一人で可哀そうだなという
後ろめたさから解放されて
私は自由に出かけることができる


進んで二人にしてあげるのが
父へのプレゼント

私はせっせとお出かけしている。



奈々さんは年上の友人のようで
父とは話せなかったことも
話せるようになって




「二人が結婚してくれて
本当によかった~」



そう言いながら日々は過ぎていった。