アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋

何を話そうか考えていた。


沈黙をCDが埋めている。


「担任に呼ばれたんでしょ?
せっかくの休みなのにごめんね。」



驚いた。

「え?知ってたの?」


「そろそろ連絡くるかなって
思ってたから。
かあさんじゃなくてよかったよ。」


「そうだね~聞いたら心配するね。」



「かあさんに言う?」



「どうする?
恭平が落ち着くんなら言わないし
私の手に負えなければ
奈々さんに言わなきゃならないわ。
だって朝出かける時も
帰ってくる時も恭平は
優等生だと思ってたから……
今の恭平を見たら奈々さん
心配するかもね。」



「まぁ~ね~」

少し憎たらしい顔をしてそう言った。