アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋

「恵美です・・・・うんちょっと
せっかくだからそのまま温泉にいった。
・・・・うん・・・
少しちゃんと話そうね。」



悲しげな声に
俺の胸がざわめく

恵美さんが泣いたら
絶対俺・・・抱きしめてしまう



コーヒーの香りが広がった。



「恭平~いい匂いだね~」



「うん~
めっちゃ苦そうだよ。」



俺はコーヒーカップを持って
恵美さんに渡した。




「大丈夫か?」




「大丈夫よ……
恭平に心配させちゃって……
大事な時なのにごめん……」



「俺は余裕だからいいんだ。」



「パパと奈々さんは元気だった?」



恵美さんは話を変えた。


潤んだ目が
俺の心をかき乱す・・・・・。


 俺がいるよ



そう言いたかった。