アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋

「幸せか?」

恭平が私の前に立った。



「ん?」


真剣な表情にドキンとする。


「今 幸せか?」



「うん……。」


「そっか~ならよかった。
最近ちょっと元気ないからさ……
なんかあったかなって…」


胸が熱くなる・・・・


「ないよ。全然・・・・・
心配してくれてありがとう」



「恵美さんが幸せじゃないと
俺ここ出ていきづらいからさ。」



「恭平・・・・・」


今 甲斐とのことを言ったら
私はまた恭平にすがってしまうかも
知れないから・・・・

同じ過ちを犯して
恭平を巻き込むことだけはしたくない
将来に向けて
やっと歩きだしたんだもん



「可愛い弟くん・・・
頑張っておいで!!
戻ってきたら……なんか食べに行こうね。」



恭平の胸によしかかりたい


そんな願望を必死で止める



大人にならなくちゃ・・・・
もう悲しいからってよしかかるのは
やめるんだ・・・・。


恭平の笑顔を見ながら
そう誓う・・・・・。