アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋

恭平とはギクシャクしていた。


あの耳を噛まれた日から
恭平がいったい何を求めてるのか
もっともっとわからない。


恭平は部屋にこもり気味で
私を避けているように感じた。

不安定な恭平に
私も何をしてあげたらいいのか
わからなくなっている。


というより
これ以上恭平に近づくと
火傷しそうで怖かったから……



甲斐と結婚する



そう恭平に言えたら
この胸のざわめきはきっと
終止符を打つのはわかっている……




でも・・・・
言ったら終わってしまうのが
怖くて・・・・



怖くて・・・・・


まだ言えない自分が嫌い・・・・・



「来年の今頃は
下田 恵美 になってるんだよ。」



別に恭平にとっては
どうでもいいことなのに・・・・
自分の中でまだ勇気が出なかった。



 キライだな…こんな私・・・