アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋

甲斐がトイレに行っている間
音色ちゃんと二人っきりになって
私は言葉をさがしていた。



「おねえさん
おじちゃまの彼女なんでしょ?」



「え…うん…そうだよ。」
突然話をふられて驚いた。



「おねえちゃんとおじちゃま
あんまりお似合いじゃない~」


 ピキ…


「どうして?」



「おじちゃまは音色のママがいいの。
ママとおじちゃまがお似合いなの。」



「でも…音色ちゃんのパパが
悲しむでしょ?」


私も負けるものかと
大人げなく応戦する……


「違うよ、パパが言ったのよ。
ママはおじちゃまといるのが一番いいって…
それがママと音色の
一番の幸せだからって……
でもね…ママが言うの。
絶対におじちゃまに言っちゃダメって
ママが悲しむこと
音色はしないでねって……
だからおじちゃまには言えないから
おねえちゃんにお願いしてんの」



甲斐によく似た目がくるくる動く



 ん……なんか少し切ない……