アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋

甲斐の唇がとまった。


私は
甲斐を押しのけた。


「メグ・・・・・?」



「嘘つき甲斐……
昨日いたでしょう?見たのよ。」


甲斐の顔がみるみるうちに
困惑していく。


「どうして嘘つくの?」



「メグ・・・・・」



「どこから嘘付き始めてる?」



「どこからって・・・」



「やましいから私に言わなかったの?」



「やましいって・・・
別にやましいことなんかない。」
甲斐は開き直った。


「じゃあなんで?今も
嘘付きとおそうとしたの?
もうずっと私に嘘をついているから
だよね?」



「そんなだいそれたことじゃ…
ただ音色を喜ばせたくて…
明日幼稚園で絵を描くのに
何か残してやりたくて……」



「そう言ってくれたら
私はこんなに傷つかなかった。
音色ちゃんに嫉妬なんてしないわ。」



「ごめん…
ちょっといいづらかったんだ」


私はだんだん高揚してきた。