アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋

「甲斐…研修どうだったの?」


甲斐の勢いがとまった頃
私は聞いた。



「どうって別に普通だよ。
それよりメグは何してた?」


 やっぱり嘘をつきとおすんだ。


「専門学校の時の友人に会ってた。」



「よかった~
楽しくしてたんだな。」



「うん めちゃ楽しかったよ。
ほらあそこ…パルムパーク
あそこで死ぬほど遊んだの。」



「パルム・・・?」


甲斐の顔色が変わったのは
もう私にはわかっていた。


「けっこう混んでてね
ナンパされたくらいだよ。」



甲斐は今きっと動揺してる。


私は甲斐の出方を待っていた。
何でもないなら……
ほんとのこと言って……

言えるはずだよ・・・・・・・



甲斐の唇がまた私をとらえた。


 だまらせようとしてる・・・



「甲斐?今日ちょっと変だよ…」

私を無視して
甲斐の唇は進む。

また波にのみ込まれないように…

「うそつき・・・・」
とうとうその言葉を甲斐につきつけた。