アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋

恭平が二学期に入ると
やっと松葉杖も外れた。


私が恭平に手を貸すことは
なくなった。
結婚のことはまだ
家族には話していない。


芽理衣と恭平がどうなったのかも
私にはわからなくて
ただ毎日が過ぎていった。


奈々さんから電話が来たのが
それから少ししてから

担任から恭平が就職に変えると
連絡が来て
パニックになっていた。


「メグちゃん
何か聞いてる?」

余計なことを言ってはいけないと


「最近あまり話してくれないの。」

そう答えた。



週明けに両親揃って飛んできた。
遅番で出かけようとしていた時だった。



「あら…突然ビックリした~」


「もうね…恵太さんが連休とれたから
急きょ来たんだけど……
バカ坊主はいつも帰りは早いのかしら。」


「うん…
7時にはいるけど……」



「これから学校に行ってくるわ。
何を考えてるんだか……」



「おまえがついていて
何をしてるんだ。」

父の言葉にムカっときた。


「知らないわよ。
そんなに話してくれないんだし
帰ってきたらゆっくり聞いたらいいじゃない。
私は彼の親でも兄弟でもないんだし」

いらないこと言っちゃった…