恭平は素直な子だけど 表情がなんか暗い子だった。 全然普通なんだけど 会話もしっかりするんだけど 何か生気がないというか…… 脱力感のかたまりのような… 寂しそうな顔をしていた。 「なんか奈々さんに話あったんじゃない?」 部屋に入りかけた恭平に 声をかけた。 恭平は驚いて振り向いたけど また 「いいんだ~」そう言って 部屋に入って行った。 私も髪の毛を乾かしながら 恭平は何を考えているのかな そう思った。