アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋

甲斐が顔を出した。


「来てたんだ。
送っていかなくてごめんな。
こっち引き継いでから
出発するから………」


「あ・・・」

突然 顔を出したから
さっきのキスを思い出して
少し恥ずかしくなった。



「恭平くん・・・・
帰るまえに例のこと
頼むな・・・」


 例の?


「あ…はい・・・・」



恭平が返事をした。



「おとうさん おかあさんも
また…ゆっくりお邪魔させていただきます。」



白衣を揺らして甲斐が頭をさげた。


一瞬目が合って微笑みあった。


「行ってきます・・・」



「いってらっしゃい・・・」



そう送り出した。