アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋

恭平は病室にいた。


「かあさん!!」

奈々さんは恭平の頭をゲンコツした。

「心配かけて・・・・
メグちゃんにまで迷惑かけて
この…不良息子!!」

もう一発


「いて・・・て」

そして奈々さんは恭平を抱きしめた。


「無事でよかった・・・・
恭平はおかあさんの宝物なんだから」


「ごめん・・・
かあさん・・・・・」



父も私もグッときたら
向のおじさんも鼻をかんで

みんなで爆笑した。



「よかったね・・・・
もうすぐ退院なら夏休みの予備校代も
もうかったし
後は恭平が必死に勉強するがいいわ。」



「マジ?
俺もう志望校変更するかな~
絶対この間無理じゃん・・・」



恭平が唇を尖らした。


 可愛い・・・・

奈々さんの前ではすっかり
子供になっている。


奈々さんがうらやましかった。

 ほんとの姉だったらよかった……


そしたら遠慮もいらない
ただ可愛い弟のこと
気にかけるのに………