アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋

次の日は 早く仕事が終わらないかと
一日中 不安に押しつぶされそうだった。



恭平の忘れられない女性が
信じたくなくても
芽理衣なのはわかってる。


いつか寝ぼけた恭平に
「メリー」と言って抱きしめられたから


きっと間違いない気がする。


私が踏み込めない
年の差を簡単に乗り越えて
付き合っていたのかと思うと
自分の魅力のなさに情けなくなる。


そして
忘れられない女性と呼べる
芽理衣と恭平の
付き合いの深さに切なくなる…


仕事帰りまっすぐ
恭平の病室に向かった。



恭平はベットにはいなかった。



「あ…恭平は?」
向のおじさんに聞いた。


「今日はさ・・・メシと安静時間以外
病室にいないんだよな。
おねえさん…今日もまたすごいべっぴんだな~」

部屋の人が盛り上がって
恥ずかしくなった。


「化粧が濃いんです。
仕事だったから・・・・・」



「清純ぽいおねえさんもいいけど
セクシー系のおねえさんも
ゾクゾクするね~~」

盛り上がる同部屋の人たちに
頭をさげて
詰所に向かった。