アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋

「どうして謝る?」
甲斐の指が私の髪の毛に触れた…


「だって…私…
甲斐を利用してるから…」

甲斐の手がとまった。


「メグ…メグのそういうとこ
いいとこでもあり悪いとこでもあるよ。
正直すぎる……
それならそんなこと言わないで
だましてくれたらいいのに……」



胸が痛くなった。


「だって…私は甲斐を大切な人だと
思っているから……
卑怯な私が許せない……
甲斐の胸にこうして寄り添っている
自分が嫌いでキライでたまらないのに
私はここが居心地のいいところだと
思ってしまうの……」



「切ないな・・・・・
さすがに俺もキツイよ……」



私は慌てて甲斐から
体を離した。



「ごめんね…帰るわ……
私いったい何しに来たのかしら…
最低だわ…軽蔑して…
嫌っていいから……」


バックを持って甲斐に背を向けた。