アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋

疲れ切った顔をしている。


 子供が病気って辛いだろうな


エレベーターの中でも壁によしかかり
大きなためいきをついた。


「フーーー」


一階について私が開くのボタンを
押して

「どうぞ」と言ったら


「あ…すみません…」

そう言って慌てて出ようとして
よろけたから
私もすぐに手をかした。



「あ…何してるんだろう…
すみません……私ったら……」


深い緑色の目の色に
吸い込まれそうだった。


「いいえ…」


フラフラして前を歩いている人に
声をかけずにはいられなかった。


「大丈夫ですか?」


その人は私を振り返った。