アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋

「その人には気持ちを伝えないの?」


甲斐が口を開いた。



「今はそんな勇気はありません。
向こうはそんなこと
思ってもいないだろうし…
彼女もいるし…それから
忘れられない人もいるみたいだし
私の入る余地はなさそうです。」



「じゃあ・・・
俺にはまだチャンスがあるよね。」


「はい?」


「もしかしてこうして会っていくうちに
その人から君の心を
向けることができるかもしれない。
俺ってチャレンジするの大好きだし
メグとはこれで
終わりたくないって……
後悔するのはいやだから…」


車にあったダストで汗をふいた。


「あ・・・そんなもので・・・」

私はハンカチを出して
甲斐の汗をふいた。


甲斐のきれいな指が
私の手を握る・・・・・