アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋

浩二郎とは全然違う


一方的な行動もなく
穏やかに
私を包み込んでくれた。


気持ちのいい温泉は
すっかり私の化粧を落として
恭平にしか見せない
本当の私のまま

甲斐の前に立っている。


「いいお湯だったね~」

甲斐は私の髪の毛から落ちる
滴をタオルで拭いてくれた。



「あ…ありがと…」


スッピンが恥ずかしくて
思わずうつむいた。


「可愛い・・・
思った通り…いやそれ以上だな~」


「朝のしっかりメークから見たら
かなり違うでしょ?」



「しっかりメークもいいけど
俺はスッピンに近いメグちゃんが
好きだな。」



 好き?


ドキドキするのは久しぶりだった。


恭平以外の男にときめいている。