アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋

強引な竹下に私はバックをとられて
強制的に車に乗せられた。


「飯たべていかない?」



「ごめんなさい、実は用事があって
とても急いでるの。
先輩からの誘いで断れなくて
だから急いで帰らないといけなくて……」



「そうなんだ~
わかった じゃあ送るか~
アドレス交換してくれる?」



竹下は冷たい顔をしながら
けっこう積極的だと思った。



「なんかイメージと違いますね」



「そう?
この出会いは大事にしたいなって
思ったから素直に動いてるだけ」



「え?」



「藤森さんとはまた会いたいなって
思ったんだ。」


久しぶりに胸がキュンとした。